こんにちは。
5月3日にゴールドマン・サックスがビットコインの取引に参入するニュースが流れましたね。おぉ〜いよいよ世界的な投資銀行が仮想通貨に乗り込むのか!と思いました。
「ゴールドマン・サックスがビットコインに参入!!!(ドヤァ)」みたいな、誇張した記事とか煽りが多いんだろうなって思ってるんですけどね(ひねくれてますか?)。
ホント仮想通貨の界隈はそういうのが多くて、英文の原文記事を読み取れないと誇張した翻訳記事を最初に読んでしまうんですよ。それが、リツイートとかシェアされてしまう(自分なりのコメントなしの単なるポジショントーク)。どんどん連鎖するパターンです。
Goldman Sachs to Open a Bitcoin Trading Operation https://t.co/tG8zlhIqcl
— ETSUNORI YUASA (@EtsunoriYuasa) May 3, 2018
じゃ、英文を読めば良いのかって言うと、そもそもの金融リテラシーが低い(僕も含めて、仮想通貨クラスタは株やFXのトレード経験がないから)。なんとか翻訳できても意図や行間を読み取ることは難しい。
そこで、Twitterで広瀬さんに絡んでみました。
BTCトレーニングデスクは新興国通貨のとなり
新興国通貨の隣、つまり世界アセットの一つ(にすぎない→浮かれて騒ぐもんじゃない程度)という感じなのでしょうかね。最終形態はがBTCのETFだと思ってますが、GSの件により前進するのでしょうか。
— ETSUNORI YUASA (@EtsunoriYuasa) May 4, 2018
ゴールドマンのトレーディングルームの中では新興国為替デスクの隣になるそうです。この配置は彼らが何を考えているかを知る上で重要です。つまりGSは仮想通貨を新興国通貨と類似性が大きいとみなしているのです。
出典:VALU
とのこと。
新興国通貨の特性(変動が激しい、流動性に問題があり、マーケットが細分化)とBTCは似ているのだとか。
SECはビットコインをコモディティだと捉えています。そうならコモディティ・デスクの傍であってもよいはず。新興国通貨の隣にデスクを設置する理由は、マーケットメーキングのプロセスが似ているからだと思います。 https://t.co/TZc5EPbcZO
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) May 4, 2018
ゴールドマン・サックスのような投資銀行は、ビットコインを新興国通貨のように「マーケットメーキング方式」で相対取引で売買を成立させて、利ざやをメチャクチャ稼げるみたいなんですね。かつ、早い者勝ちみたいなところもあって、今後は投資銀行がゴールドマン・サックスに続くだろうとの見方です。
まだまだ新興国通貨扱い・・・だけど大きな一歩
こうして広瀬さんから解説をしてもらえると、「ゴールドマン・サックス、ビットコインに参入(ドヤァ!)」っていう何となくスゴイ(←情報弱者にありがちな感じ)っていう解釈から更に深掘りできるんですね。
僕は金融のリテラシーが恥ずかしながら皆無です、いい歳ぶっこいて(笑)なので、知識欲を満たそうという姿勢がないと喰われる。単純に知識がつくのは楽しいからっていうのが一番の理由ですけどね(^o^)
で、ビットコインはまだまだ新興国通貨扱いってことが分かりました。だから、「ビットコイン(仮想通貨)が通貨に成り変わる!」って煽りやポジショトークは、まだ早いのかなと。短絡的すぎるというか。
とは言っても、投資銀行にデスクが設置されたことは大きな一歩。
今回の「ゴールドマンが仮想通貨デスクを設置する」というニュースは、すなわちこれからは「プロのゲーム」になるということ。だから知識武装しないと、どんどん儲からなくなります(笑)
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) May 4, 2018
去年から「機関投資家が参入してくれば、相場の様相が変わるだろう」なんて耳にしましたが、本格的にそうなっていくんだろうなと。今年は規制や暴落があり、去年のようにイケイケムードではないけど、仮想通貨は確かに確実に成長していると思ったのであーる。それでは!